青空の下キミのとなり

想い徒然なるままに

好きだから。

10年前、私が嵐のことを好きになってから今までを振り返って改めて思うこと。

 

昔と今じゃ、

生活がガラッと変わったなぁって。

 

それまでまともに観ることのなかったテレビを必死で追いかけ、買うこともなかったCDを買うようになり、手に取ることもなかったDVDを買っては毎日見るようになり。

そうしている自分に驚きつつも毎日が楽しくて、『金欠だ〜』と嘆きつつ、それまでの生活とは打って変わって毎日がとても賑やかになっているような気がしていた。

 

嵐を好きになって、ファンになってみて改めて感じる推しの力。

こんなにも自分も、生活も変わるものかと思うほど。

 

アイドルになんてハマらないなんて思っていたり言っていた自分に、今の姿見せたらどういうんだろうね。驚くかな、驚くだろうね。

 

ここ最近では、私の母も父も、嵐の話をすると乗ってくれたりして、家族の会話も増えた。

家族でこうして話題の一つとして話せるようになったのも、嵐さんのおかげ。

嵐は私と家族を結びつける大切なもの。

 

だから、あの日、嵐から活動休止を告げられたとき、家族の中でそれはそれは大きな衝撃だった。

 

父も母も、かなり驚いていた。

私ほど熱狂的なファンというわけではないけれど、嵐という存在は私を通して特別な存在になっていたから。

熱狂的ではないとは言っても、毎週、嵐にしやがれVS嵐を見ているということは恐らく相当好きなんだろうけど、私の前ではなかなか認めない。

でもきっとファンなんだろうと思っている。

 

生活のあらゆる点で、『嵐がCMしてるから』という理由で色々なものを買ったり食べたりしていたから。

 

そう、

嵐は単なる『歌って踊るアイドル』ってだけじゃないんだ。

 

今や何社ものスポンサーさんのつくアイドル。

 

嵐は、『嵐』という言葉だけでアイドルだと思わせられるし、『嵐』という言葉だけであの5人を連想させられて、世界にも名が通用する。

 

単なるパブリックイメージじゃない。

 

ジャニーズってだけで、外からはやいやいと叩かれることもあるけれど、事務所の力だけではそこまでの会社さんからCMのオファーが来るとは思えなくて。

事務所が推しても、オファーや仕事が無ければ、アイドルとして成長しないと思っているから。

 

事務所の力があったとしても、ここまで耐えずに新しい会社さんからCMのオファーが来るという事はひとえに、今までの本人さんたちのそれまでの努力とひたむきな仕事への姿勢と結果があってこそ。

 

そんな彼らの仕事が、国民的アイドルとまで言われてても常に謙虚で堅実で一生懸命な所が私は好きで好きな嵐さんで。

アイドルの中で一番信用できるところ。

過去におごらず、前と上だけを見て突き進んでいく嵐さんが私は好き。

 

 

だからこそ思うこと。

 

デビューから20年となる今年。

 

『嵐』としての看板を一度下ろすと決断した嵐さん。

 

20年間という、いや20年以上という決して短くない、彼らにとってのこの時間。

 

私達には決して見せることはないけれどきっと苦労を沢山しただろうし、挫折もたくさん味わっただろうし、悔しい思いもたくさんしただろうし、その分苦しい時間も長かったと思うんだ。

だけど、そういう姿を感じさせないようにファンの前で必死に笑顔を振りまくために、ファンのためだけに走り続けてきた嵐さんの一世一代かもしれない『活動休止』という決断。

 

ついつい、活動休止後のことを考えてしまいがちになるけれど。

それまでの期間、2年。

彼らは私達に、誠意を見せてくれるって言ってくれました。

でもそれって、嵐さんはそう思うのかもしれないけれど、ファンからも嵐の20年という時間に感謝を伝えるための時間なのかなと思ったり。

だってこれまでもたくさん嵐さんは私達にいっぱい夢も希望も明日への勇気もたくさんくれたから。もうそれ以上はお腹いっぱいだよって思うよ。

貴方たちは居てくれるだけで、もう十分なの。

 

人それぞれに嵐との出会いのタイミングや嵐と過ごしてきた時間があって。

嵐と出会ったことで、私のように、人生や生き方や生きがいが大きく変わった人がたくさんいる。だから発表の時からの2年って、嵐に対してありがとうを伝えるための期間でもあると思っています。

 

 

残り少ない、活動休止前の1年半とすこし。

 

今は彼らの姿を一秒でも長く目に焼き付け胸に刻み、たくさんの思い出を嵐と作って、来る時に笑顔で彼らを送り出せるようにしたいと思います。